大麻草からCBDオイルを抽出する方法にはいくつもあり、それぞれに長所と短所があります。安全性と効率も違います。ブタンガスやヘキサンなど、神経動静を持つ溶剤を使って作られた大麻オイルは、免疫機能を傷つけ、治癒の邪魔をする危険な残留物が残っている可能性があります。

CBDオイルの抽出についてさらに詳しく知りたい方は、CBDオイルとは——イントロダクションをご覧ください。

CBDを豊富に含むオイルを安全かつ効果的に抽出する方法

CBDオイルを作るにはまず、CBDを豊富に含む原料から始めなければなりません。大麻草からCBDオイルを抽出する方法にはいくつもあり、それぞれに長所と短所があります。安全性と効率も違います。ブタンガスやヘキサンなど、神経動静を持つ溶剤を使って作られた大麻オイルは、免疫機能を傷つけ、治癒の邪魔をする危険な残留物が残っている可能性があります。

  • CO2抽出。超臨界(または亜臨界)CO2による抽出は、高圧下で超低温の二酸化炭素を使って医療効果のあるオイルを分離・保存し、純度を保つ方法です。高価な機器と、高度なオペレーション技術の習得が必要ですが、正しく行われれば、安全で強力、かつクロロフィルを含まない製品ができます。
  • エタノール。ベープペン・カートリッジその他の製品に適した高品質な大麻オイルは、食品等級のアルコールを使っても作れます。ただしこの方法を使うと、植物に含まれ、健康効果を持つ可能性があることから一部の製造者に好まれるロウ成分が破壊されてしまいます。
  • オリーブオイル。オリーブオイルもまた大麻オイルの抽出に利用できます。オランダ保健省に医療大麻を提供するベドロカン社で植物化学物質の研究を指揮するアルノ・ヘイズカンプ博士は、この方法は安全かつ安価で、「カンナビスを滲出させたオリーブオイルの製造には爆発の危険もない」と言っています。ただしカンナビスを滲出させたオリーブオイルは日持ちがしませんので、冷暗所に保管する必要があります。