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アーヴィン・ローゼンフェルドのもとには、5ヶ月に一度 FedEx で、アメリカ連邦政府から、完璧に巻かれたジョイント 300本入りの缶が6個入った荷物が届きます。今の市場の基準で見れば品質的には大したことのない大麻ですが、その品質を云々するよりも重要なことは、政府による「研究用新薬(investigational new drug: IND)のコンパッショネート・ユーズ(人道的使用)」制度のもと、1982年にローゼンフェルドが医療上の必要性から大麻を喫煙する権利を勝ち取って以来ずっと、定期的に政府から大麻を支給されているという事実です。ローゼンフェルドは、先天性多発性軟骨性外骨腫症という、希少かつ大変な痛みを伴う骨の病気の治療のために、毎日大麻を喫煙しています。

缶入りの薬

1992 年に公式に中止されるまで、この「IND のコンパッショネート・ユーズ」制度には、治療方法のないさまざまな疾患を持つ患者が全部で 15人参加していました。そのうち、存命している最後の患者の一人であるローゼンフェルドは今も、歯に衣を着せない精力的な医療大麻の啓蒙活動を真剣に続けています。彼の体験談には説得力があります。彼はその人生の大半を、強烈な痛みとともに生きてきたのです。10 歳のときに撮影したレントゲン写真には、腕と脚の骨にある 200個を超える腫瘍が写っていました。以来、数十回におよぶ手術を受け、常に、医療麻薬その他の処方薬を摂り続けてきたのです。

10代だった彼が友人との集まりの場で初めて大麻を吸ったとき、彼は目から鱗が落ちる思いでした。まもなく、数時間おきに大麻を吸うと痛みが楽になり、医者に処方された筋肉弛緩剤、オピオイド鎮痛薬、ベンゾジアゼピンなどを使わなくて済むことに気がついたのです。大麻を吸っても陶酔感を感じることはなく、どういうわけか大麻は、腫瘍の成長を抑えて病気の進行を止め、彼は普通の生活を送ることができました。ストーナーは怠け者である、という世間の思い込みを真っ向から覆し、彼は大学に進学し、スポーツに勤しみ、幼なじみのデビーと結婚して、株式仲買人として成功しました。

大麻がローゼンフェルドの症状の軽減に有効であることに疑いはありませんが、それで病気が治るわけではありません。痛みとともに生きる術を身につけた彼ではありましたが、あまりに容赦のない痛みはときに彼を落ち込ませ、逃れることのできない牢獄にいるように感じました。それが変わったのは、2020年のある日、ローゼンフェルドの主治医である疼痛管理のスペシャリスト、ミシェル・ウィーナー医師から、ケタミンが牢獄から脱出させてくれる可能性について聞かされたときでした。

解離性麻酔薬

FDA に承認された「解離性麻酔薬」であるケタミンは、1962年にカルヴィン・スティーブンスという化学者によって初めて合成されました。もともとは獣医が鎮静剤として使用していましたが、ベトナム戦争中に、傷ついた兵士の治療のために広く使われるようになりました。ケタミンを使うと、負傷した兵士は、意識を失うことなく、生体機能を維持したまま、痛みと自分を切り離せるようになるのです。

ケタミンは、「乖離状態」を誘発することによって鎮痛作用を発揮します。高用量では麻酔薬として働きますが、低用量では、痛みを軽減し、幻覚を引き起こします。その精神変容作用のゆえに、ケタミンは 1970年代、「スペシャル K」と呼ばれ、パーティードラッグとして有名になりました。最新ファッションに敏感な人たちやシリコンバレーの界隈に人気となり、今も嗜好用ドラッグとして使われています。

ケタミンは、高用量では麻酔薬として働き、低用量では、痛みを軽減し、幻覚を引き起こします。

ここのところのイーロン・マスクの突飛な言動の数々は、パーティーでケタミンを使っているせいだと言う人がいます。(本人は、うつを軽減するためにケタミンを使うと言っています——お金ですべてが買えるわけではないという証拠ですね。)ケタミンには依存を引き起こす可能性があり、多用しすぎれば、肝臓障害、腎不全、精神症エピソードの原因にもなり得ますが、規制物質法では、タンパク同化ステロイドや、アセトアミノフェンとコデインの合剤の一部と並んでスケジュール III に分類され、乱用の危険は比較的低いとされています。

LSD やシロシビンと異なり、ケタミンが採れる天然の原料はありません。(LSD の原料となる)リセルグ酸は麦角から、シロシビンはマジックマッシュルームから、メスカリンはペヨーテから、MDMA(俗に言う「エクスタシー」)はササフラスから採れるわけですが、合成によってつくられるケタミンは自然界の何から採れるわけでもなく、天然物からつくられる古典的なサイケデリックスとは作用する分子経路も異なります。LSD やシロシビンは、5-HT2A 受容体に結合して本格的な幻覚体験を引き起こしますが、ケタミンの乖離作用と精神変容作用は、N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体(イオンチャネル型グルタミン酸受容体で、細胞内のカルシウムの量を調節する)を阻害することによって起こります。

脳の肥料

ケタミンが NMDA 受容体を阻害すると、「脳の肥料」にも例えられる、脳由来神経栄養因子(BDNF)と呼ばれる化学物質が産生されます。成人におけるニューロン新生(新しい脳細胞ができること)と神経可塑性(怪我やある体験の後に、脳がニューラルネットワークやシナプス結合を再編成する能力)に BDNF が果たす役割については、数多くの論文が発表されています。

ボン大学の研究者、Andras Bilkei-Gorzo が 2012年に発表した論文には、「細胞レベルでは、エンドカンナビノイド・システムが BDNF とニューロン新生の発現を司る」と書かれています。その後、ブラジルの研究者が発表した論文は、中枢および末梢神経におけるケタミンの鎮痛作用はエンドカンナビノイド・システムを媒介とするものであることを明らかにしています。CB1 受容体を阻害したところ、ケタミンは痛みを抑制しませんでした。同研究チームはまた、ケタミンが脳の特定の部位で、主要な内因性カンナビノイドの一つであるアナンダミドを放出させることを突き止めました。そしてアナンダミドの量が増えると、ケタミンの鎮痛作用も増強されたのです。

「CBD はケタミンの活性化作用を大幅に増強した」

植物性カンナビノイドもまた、ケタミンの鎮痛作用を強めるということがわかっています。「カンナビノイドと NMDA 受容体間の相互作用」と題された 2011年の論文は、「健常なヒトにおけるカンナビノイドとケタミンの相互作用」について研究したものです。論文は、「CBD はケタミンの活性化作用を大幅に増強した」と結論しています。その他の研究でも、CBD が、アナンダミドの分解と再取り込みを遅らせることによって体内の内因性カンナビノイド量と CB1 受容体の信号伝達を増大させることが指摘されています。

CBD とケタミンはいずれも神経増殖性の化合物であり、それが、これらが持つ抗うつ作用の一因であると考えられます。ニューロン新生機能の障害は、うつ病、薬物乱用、その他の精神疾患と関連しています。ケタミンによる速やかな抗うつ作用には、BDNF が誘導しカンナビノイドが調節する、ニューロン新生と神経可塑性の向上が関与しています。ケタミンは現在、全米に多数あるケタミンクリニックで、難治性うつ病に対して適応外使用されています。

共通する生物学的メカニズム

「痛みとうつ病には共通の生物学的メカニズムがあります」と、インターベンショナル(介入型)疼痛治療、物理療法、リハビリテーションを専門とするミシェル・ウィーナー医師は説明します。ウィーナー氏は、南フロリダにある5つのクリニックで患者の治療を行うだけでなく、ノヴァ・サウスイースタン大学のオステオパシー医学部の助教授も務めています。

ウィーナー博士のウェブサイトには、博士とプラクティショナー・チームの集合写真があります。まるでテレビのリアリティ番組『Real Housewives of Miami』のキャストであるかのような、フロリダらしい美女ばかりですが、この華やかさの裏にはさまざまな努力があります。Project CBD のインタビューでは、ウィーナー氏が使命感に燃えていることは明らかであり、その専門知識は、長年の実地研究と、疼痛の研究に関する膨大な知識と最先端の神経科学に裏打ちされているのです。

自身のクリニックの開業後、ウィーナー氏は、従来の鎮痛薬や注射以外には疼痛治療のためのツールがないことに満足できなくなっていきました。2016年にフロリダ州で医療大麻が合法化されると、博士はいち早く、治療に医療大麻を取り入れました。すると大麻は、慢性疼痛患者、とりわけ高齢の患者のオピオイド鎮痛薬依存を軽減させるのに役立つことがわかりました。

「治療の方法が大きく変わりました」——フロリダ州の医療大麻諮問委員会のメンバーであるウィーナー博士はそう言います。医療大麻を治療に使った経験は、博士が大麻以外の、マインドと肉体をともに癒やす方法を模索するきっかけとなり、そこには幻覚剤も含まれていました。現在ウィーナー博士は、フロリダ州において責任あるシロシビン合法化を目指す非営利組織、Mr. Psychedelic Law の副会長を務めています。

立ち直る力

ウィーナー氏がケタミンに興味を持ったのは、マイアミ大学での研修医としてのトレーニング期間中でした。「その頃のケタミンの使い方は今とは違っていました。患者には、ケタミンによって引き起こされることが多い幻覚体験を抑えるために、事前にベンゾジアゼピン系の鎮静薬を投与していたんです」と博士は言います。けれども、ケタミンが不安、うつ、PTSD の治療薬として奏効する可能性を知ったウィーナー氏は、やり方を変え、疼痛とメンタルヘルスの両方に焦点を当てるようになりました。

ウィーナー氏によれば、「慢性疼痛患者の 85% が同時にうつ病に苦しんで」います。「精神面も同時に治療しなければ、慢性疼痛の治療はうまくいきません」。彼女の目から見れば、この2つはすべてつながっています —— 慢性疼痛は脳の機能に悪影響を及ぼし、中枢神経系が適応できない変化を引き起こし、脳のさまざまな部位を結ぶシナプス回路を弱めるのです。2017年に『Neural Plasticity(神経可塑性)』という学術誌に掲載された論文によれば、こうした変化はしばしばうつ病につながります。ケタミンは、うつ病と疼痛の両方に対して迅速に奏効するだけでなく、神経回路をリフレッシュし、リセットするように見えます。

ただし、1回のケタミン治療による効果は長く続かないことが多く(うつ病の場合、平均で7日間)、ケタミンが禁忌とされる疾患もあります。ケタミンによる強烈な幻覚作用に耐えられない人もいます。もう一つの大きな欠点は、メディケア(訳注:65歳以上のアメリカ人が受けられる健康保険制度)や保険会社はケタミン治療をカバーせず、患者は自己負担で治療を受けなければならないということです。経済的に支払いが無理な人は、信頼性の低い業者からオンラインで入手したケタミン治療キットを自分で使うこともできますが、これには問題が伴います。

「賢明な使い方をすれば、ケタミンはその解離作用を通じて、患者に疼痛からの一時的な休息を提供します」

ケタミン治療は、経験豊富な施術者の監督のもとで行われなければならない、とウィーナー氏は言います。彼女の患者のほとんどは、少なくとも1か月にわたり、週に1回か2回、筋肉注射あるいは点滴によるケタミン治療を受けるためにクリニックに通います。また、長期的な治療結果を向上させるため、セラピー・セッションやライフスタイル・カウンセリングも行います。治療は時間をかけて徐々に終了し、時折「ブースター」としてのケタミン治療を受けることでその効果を維持します。これは、研究の結果に裏付けられたやり方です。目標とするのは、疼痛を緩和しつつ、同時に、痛みとともに生きるための新たな手法を患者に教えることです。

ウィーナー氏は言います。「賢明な使い方をすれば、ケタミンはその解離作用を通じて、患者に疼痛からの一時的な休息を提供します。たしかに一時的な効果ではありますが、激しい痛みからいったん離れられれば、患者には痛みを別の視点から見る機会が与えられます。痛みとその人は同一の存在ではなく、痛みはその人のアイデンティティではないのです。ケタミンは、患者が疼痛に対処するために使っている、凝り固まって非生産的なパターンを崩し、より良い暮らし方を身に付けるよう促します。私たちがしていることは、実は彼らに、病気から立ち直る方法を教える、ということなのです」

特筆すべき薬

アーヴィン・ローゼンフェルドの場合、ウィーナー氏の他の患者とは異なり、自宅でケタミンを経口摂取することが許されています。氏がローゼンフェルドを特例とするのは、長年にわたって氏の治療を受けているローゼンフェルドに対する、氏の賞賛と尊敬の証です。

ほぼ5日おきに、骨の痛みが本当にひどくなると、ローゼンフェルドは仕事から家に帰る前に妻のデビーにショートメールを送ります ——「今夜はケタミンをやるよ」。そういうときデビーは、ローゼンフェルドの近くにいて、ただし邪魔にならないようにします。ケタミンを「やる」ためには、ローゼンフェルドは完全に一人になれる場所と静寂が必要なのです。フォートローダーデールの自宅に着くと、彼はクラシック音楽をかけ、それから頬と歯ぐきの間に、300ミリグラムのケタミンを含む錠剤を1個と半分舌下に置き、快適な肘掛け椅子に座って薬が効くのを待ちます。そうして痛みからの逃避行が始まります。

効果を感じるまでには約1時間かかります。表れる効果は、肉体的なものでもあり、精神的なものでもあります。「痛みが身体から流れ出て遠くに漂っていく」のが見えるのだ、ローゼンフェルドは言います。ケタミンの影響下では、生存そのものに関わるような苦痛と疲労感が陶酔感と幻覚に取って代わられ、目を閉じたままその状態が数時間続きます。

ローゼンフェルドは、一人きりで行う数時間のセッションが終わればケタミンがもたらす痛みからの解放も終わってしまうことは承知しています。それでも、痛みという牢獄から時折でも逃れることができるということがわかっているということ自体が、彼の生活を一変させ、彼が生来持っている回復力を強め、日々直面する試練に立ち向かう助けになるのです。

「素晴らしい薬ですよ」——感謝のこもった声でローゼンフェルドは言います。痛みがローゼンフェルドの人生に影響を与えたのと同様に、大麻の医療効果について、まだほとんどの人があまり知らなかった頃から人びとに伝えようとしてきた彼の積極的な活動もまた、彼の人生を変えました。そして今彼は、ケタミンの素晴らしさについても伝えようとしてます。彼の話には、本当に必要な薬を摂ったときのような、気持ちを高揚させる力があるのです。


Project CBD の寄稿者 Melinda Misuraca は、以前は昔ながらの方法で、高CBDの大麻を栽培していた。Martin A. Lee は Project CBD のディレクターであり、『Smoke Signals』『Acid Dreams』『CBDエッセンシャルガイド』を含む数冊の著書・編書がある。


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参照文献

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