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ノースカロライナ州にお住まいの読者から質問がありました。

Q:大麻草はどうしてカンナビノイドを作るのですか? カンナビノイドを何に使うのですか? 大麻草以外の植物には害はないのですか?

A: 大麻草がカンナビノイドを産生する生態学的な理由はいくつかあります。植物は進化の歴史上人間よりも古くから存在し、したがって、自然は人間をハイにするために大麻草を登場させたわけではありません。大麻草がカンナビノイドを産生する生態学的な理由は、イーサン・ルッソ博士が書いた記事「THCをてなずける」に詳しく説明されています。

大麻草はなぜカンナビノイドを作るのでしょうか? それは、植物が繁殖しようとする際に DNA を傷つける可能性のある紫外線から護るためかもしれません。またTHCA(植物は、テトラヒドロカンナビノール酸という形で THC を産生します)と CBGATHCAの前駆体、カンナビゲロール酸)はともに、殺虫作用を持っています。この作用と、トリコームという樹脂がネバネバしていることが、天敵である虫から大麻草を二重に護るのです。

カンナビノイドは他の植物には有害です。大麻草には除草作用があって、成熟するとともに下の方の葉が落ちるのはそのためです。それによって大麻草は、次の世代のための種子を産生することにエネルギーと養分を集中できるのです。


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